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2014年12月1日月曜日

【疑問解消】「WiMAX」「LTE」「WiFi」の違い・比較・口コミ・評判


※ 上記の動画は、「Wi-Fi」「WiMAX」「イーモバイル」の違いについての解説(現在、イーモバイルはYモバイルに統合されています)。
  情報がちょっと古かったり、導入時、ちょっと雑談が入っていたりしますが、とても分かりやすいです。

*2015年1月28日更新版。

インターネット回線には、光回線とか、ADSLとかありますね。両者は有線回線ですが、「WiFi」 と 「WiMAX」、そして 「LTE」 は無線回線です。


「WiFi」は屋内、「LTE」と「WiMAX」は外でも使える

「Wi-Fi」(ワイファイ)は、「無線LAN」とも呼ばれます。その名前のとおり、屋内のネット回線を無線化したもの。「WiFi」では、LANケーブルをつながずにネットが利用できるので便利。ですが、電波の届く範囲は数十メートルほどなります。

たとえば、自宅に光回線を引くと、光回線の「WiFi」(無線回線)経由でスマホやタブレット、そしてノートPCをネットにつなぐことができます。

私の場合ですと、自宅のOCNの光回線「フレッツ光」で「WiFi」も利用しています。家ではスマホのネット利用は光回線経由でしているので、通信料金を節約するのに役立っています

一方の「LTE」と「WiMAX」は外でも使える通信方式。NTTドコモ(LTE)やUQコミュニケーションズ(WiMAX)の基地局から電波が飛んできます。


「WiFi」は「高品質な無線LAN」の総称

WiFi「高品質な無線LAN」の総称

WiFiは、無線LAN(無線のネット回線)のブランド名で、無線LANは「スマホやパソコンなどを無線でインターネット回線につなげる技術」のこと。WiFiとはその中でも「Wi-Fi Allianceという業界団体によって認められた優秀な機器にのみ与えられる」いわば「称号」なのだそうです。

コンビニやホテルなどにも、WiFi経由で、スマホやノートPCをインターネット回線に接続できるサービスがあったりしますね。


「WiFi」と「LTE」の違いは?

「LTE/3G」は、携帯電話が利用している通信方式(基地局から電波を受け取るための通信方式)。一方の「Wi-Fi」は、ノートPCやタブレットの標準的な通信方式になります。

「携帯電話&パソコン」のスマホは、両方の通信方式が使えます

スマホは、外ではLTEでネットを使い、家では光回線に「WiFi」(無線回線)経由でつないで、ネットの利用もできるというわけですね。

(参考)
日経トレンディ:LTEとWi-Fiは何が違う? ワイヤレス通信の基本を学ぶ


「LTE」とは

LTE(エルティーイー)は、「Long Term Evolution」の略称で、新しい通信規格です。第3世代携帯電話 (3G) と将来登場する第4世代携帯電話 (4G) との間の技術。第3.9世代携帯電話 (3.9G) とも呼ばれます。

LTEでは、NTTドコモの「Xi(クロッシィ)」や、YモバイルのLTE「OCN モバイル ONE」(NTTコミュニケーションズ)などがよく知られています。


「WiMAX」とは


※ 上記の動画は「WiMAX」の「WiFiルーター」についての解説。

「WiMAX」(ワイマックス)は、普通に使われる場合には、「UQ WiMAX」(UQコミュニケーションズ)などが提供する無線のネット回線サービスを指します。

もともとは高速ワイヤレスインターネットの略称です。WiMAXは電波の届くところであれば広い範囲で利用することが可能。外出先や移動中も高速インターネットを楽しむことができます。

まず、「WiMAX」の基地局から送られてくる電波を「WiFiルーター」というスマホを小さくしたような機器で受け取ります。次に、受け取った電波を「WiFiルーター」から「WiFi」(無線回線)経由でスマホやタブレット、ノートPCなどに送信し、各々の機器をネットにつなげます。

WiMAXは、「UQ WiMAX」本体のほか、「ビッグローブ」や、「nifty」「GMOとくとくBB」なども窓口となってサービスを提供しています。


ネットは「WiMAX」に一本化することも可能

上記の動画でも説明がありますが、スマホもタブレットもノートPCも、ネットの利用は「WiMAX」の「WiFiルーター」1台でまかなうこともできます

なので、「WiMAX」とガラケーをセットで使ったりすれば、通信料金をグンと節約することが可能です。


「WiMAX」も「LTE」もかなり速い

2015年現在ですと、「WiMAX」(WiMAX2+)もLTEもおおむね最大速度は下り最大 100 Mbps程度。一昔に比べてかなり速くなっています。


「WiMAX」と「WiMAX2+」の違いは?

「WiMAX」という呼称が広く流通しているため、「WiMAX」と「WiMAX2+」をひっくるめて「WiMAX」と呼んでいるケースが多々あります。ですが、厳密に言うと、「WiMAX」と「WiMAX2+」は別物

「WiMAX」は3G回線、「WiMAX2+」はLTE回線のようなもの。要はお互い別回線、かつ「WiMAX2+」の方がずっとスピードが速いのです。

「WiMAX」と「WiMAX2+」の違いについては、当ブログの次の記事をご覧ください。

【知らないと損】「WiMAX」と「WiMAX2+」の決定的な違いとは


「格安SIMカード」とは


※ 上記の動画は BIGLOBE の格安SIM(電話回線付き)の商品説明。

スマホの通信料金を安くするための必殺技として「格安 SIM カード」(MVNO)があります。安いものなら月額1,000円ほどでネット回線(データ通信)が使えます。格安 SIM の中にも、LTEの高速回線が使えるものがあります。

ですが、低価格である分、通常のLTEと比較すると、速度はちょっと遅め

私は格安SIMの「OCN モバイル ONE」をスマホ「Nexus 5」(グーグル)で利用しています。月額 972円のコースですと、高速通信量は月2GB程度と少ないです。2GBを超えると速度が最大200kbpsに制限されます。ですが、スマホの場合ですと、YouTubeなら最低画質(144p)に落とせば、ときどき止まりながらも動画視聴が何とかできています。

人気の格安SIMカードとしては、「OCN モバイル ONE」や、「IIJmio」「BIGLOBE SIM」といったものがあります。


「ぷららモバイルLTE」や「Umobile」も注目

「無制限」をうたった格安SIMとしては、「ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン」「Umobile LTE使い放題プラン」などがあります。

「WiMAX」同様、スマホもタブレットもノートPCも、ネットの利用を「WiFiルーター」1台でまかなうこともできます。

「WiMAX」と「ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン」の比較については、次の記事でまとめています。

【無制限ならどっち?】「ぷららモバイルLTE」 vs 「WiMAX」


動画好きなら「WiMAX」や「Yモバイル」も魅力的

動画再生を楽しみたい場合には、「WiMAX」「Y!mobile」(ワイモバイル)が人気です。

「WiMAX」には、「速度制限一切なし」のノーリミットモード(2015年春から下り最大 13・3 Mbps)があります。

Yモバイルは、WiFiルーター「Pocket WiFi 305ZT」で契約した人対象に、「使い放題」を前面に押し出したキャンペーン中です(ただし、直近3日間で約1GBを超える人については速度制限を行う方向のようです)。


「動画」や「ソフトのダウンロード」の利用ひん度が決め手

どのネット回線の種類を選択するのかは、どの程度動画を見たり、ソフトをダウンロードするのかが決め手になりそうです。

高画質動画の視聴はちょっとがまんしても料金を節約したいなら、「格安SIM」が激安。

ですが、動画の視聴やソフトのダウンロードをかなりするタイプの人については、外出先では速度制限のない「WiMAX」など、家では「フレッツ光」等の光回線といった組み合わせが快適だと思います。


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